2005年 07月 03日
6月28日の昼間は三井の森別荘地内のクワの実を食べ歩き、夕方には湯川へ下る。6時頃、せきれい橋を既に渡っていて、国道を横断中の群れを止めようとするが、出動が30分遅く、ホテル・ブレストンコート敷地内に入られる。 6月29日早朝 上の原東端斜面から上の原バス通りの東側を北上する群れを東に誘導しようと試みるが、群れの後続部分が西・せせらぎの里へ向かう。 その後、群れは昼間、あやめが原まで達したようだが、夕方には上の原東端斜面に戻る。一部が南下し、鳥が坂に達していたのを、北に追い上げる。 6月30日、早朝は強い雨のため泊まり場から動かない。 夕方、中央公民館の北側に移動。湯川の西側に長くは留まらない(追われるせいか?クワの実が少ないのか?)。公民館裏から中学校方向に向かうが、住民の追い払いで反転し、役場・鶴溜線の東側に泊まる。 7月1日 早朝 中央公民館北東100mから鶴溜線に沿って追い上げる。宝性寺北東300m付近まで、1km近く移動し、道沿いのクワの木に群がっている。この群れが十数年前、旧軽井沢地区から中軽井沢に侵入した当時、この道沿いのクワの実を食べながら下ってきたという印象があったが、サクラやクワの実が連続してある道筋は、新しい行動領域を覚えるきっかけになるのだろう。 群れはそのまま山を上がり、三笠パークに入ったようです。三笠パーク内を東に移動し、夕方の5時には三笠パーク管理事務所西側を下っていたようです。6月25日とほぼ同じ移動パターンなので、今回は旧軽井沢地区に降りてくると思われる地点で待ち伏せ、5:30頃から進行を止める。位置図を添付しましたので、ご覧下さい。ロケット花火を使い、二人で阻止しましたが、この日は雨模様で日暮れも早く、精進場川を渡らずに別荘地内に泊まる。 7月2日、早朝から三笠通りを東へ渡り始め、群れの南側に3人で旧軽井沢地区への侵入阻止を試みる。直接、一本松方向へ南下できないため、群れはいったん東の尾根に登り、30分ほど停滞する。図にあるように、群れの東側で移動を阻止するが、群れは広がり、3人の隙間を突破し、斜面を神宮寺方向に下り始める。 いったん阻止線を東南に300mほど下げ、小さな尾根上を下ってくる群れを6/26と同じところで阻止する。8時頃には群れの動きは止まり、8:20に阻止行動を終える。3時間に渡る阻止行動で、2度阻止線を突破されるが、旧軽井沢地区侵入阻止という目的は達成出来たと思われる。湯川の阻止線でも、旧軽阻止線でも、3時間阻止できれば、あきらめて方向転換することが多い。人数も5人いればいいが、3人でもやってみる価値はあると思われる。 夕方は離山線の南、軽井沢高校の東側にいて、東部小西の住宅地にも侵入したいたが、住民数人と共に北に追い上げ、離山線の北に移動して泊まる。 7月3日、早朝、東部小北西の泊まり場から北に400mほど追い上げる。離山登山道沿いの別荘地内でクワの実を食べている。 春になって、木の芽や葉や花を盛んに食べていた頃、樹上のサルを追いながら、たえず下に落ちている大量の糞に注意していたが、このところ誰も糞を踏む事がない。今朝、追い上げの帰りに注意して探したが、糞は落ちていない。サクラの実の頃からと思われるが、クワの実になってから特に消化がいいのか、廃棄物が少ないのか、糞の量が少ないようだ。
by k-saru-net
| 2005-07-03 16:54
| サル追いノート
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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