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2011年 02月 03日
「生物多様性講演会」のおしらせ・・・2011年2月11日
軽井沢サクラソウ会議から、下記の講演会のご案内をいただきました。
事務局からのメールを転載します

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昨年10月に、愛知でCOP10(国連生物多様性条約締結国会議)が開かれました。
でも、そこでどんなことが決まって、私たちに、どんな道具を手渡されたのか、あまりよくわかりません。
「愛知ターゲット」とかいうことも決まったそうですが、何のためのターゲットなのか、どんな内容のものか、ほとんどマスコミでは報道されません。
そこで、
2月11日(金)、3連休の第1日目に、
添付のような講演会と懇談会を開催します。

講師の道家さんも草刈さんも須賀さんもこの事案の第1人者です。大変貴重な顔ぶれですので、ぜひお出かけください。

また、長野県は、現在、生物多様性に関する「地域戦略(長期目標とぞの実現方法)」を各地域の人たちと懇談する中で策定しようとしています。
東信地域の懇談会が同日午後、同じ会場で開かれます。
お昼をはさんでの企画ですが、もちろんどちらか、ご都合のつく時間だけでもOKです。
           軽井沢サクラソウ会議事務局
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「生物多様性講演会」のおしらせ・・・2011年2月11日_e0005362_6222776.jpg


自然保護協会の道家さんと、WWFジャパンの草刈さんは、軽井沢のニホンザルの取り組み始めたころ、現地で群れを見ていただいたり、いろいろご教示いただきました。須賀さんは、長野県環境研究所が取り組む野生生物の諸問題を県民に広くアピールされています。

「生物多様性」の重要性について、私の頭の中はまだ霞がかかったようにぼんやりしています。人間や外来生物によって、生態系や個々の生物に変化や消長が急激におきていることについて、変化の大きさや速度が速すぎることに恐さを感じます。生物の「個」に対してはこの数十年、ゲノムの解析や遺伝子組み換えなど象徴される、研究や利用は進んでいるようです。一方、「個」と「群」「系」「環境」など、生物社会でおきている変化に、現場にはりついている数多くの研究者や対策実践者の懸命な努力が必ずしも追いついていないのが現状でしょう。この講演会、楽しみにしています。


信州ツキノワグマ研究会から、松本市南部公民館( 2月6日(日) 13:30〜16:00頃)における「生物多様性地域懇談会」のご案内も来ています。

同様の企画が、「生物多様性長野県戦略(仮称)」策定に向けて、連続的に開催されています


 
  

by k-saru-net | 2011-02-03 07:15 | さまざまなイベント紹介


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