2005年 04月 29日
昨日の朝は、西区事務所付近で前から低空を早い速度で飛翔する猛禽(たぶん大きさと色からハイタカ)と遭遇。今朝はキビタキの声がしきりに聞こえ、足下には朝日を 浴びて開き始めたアズマイチゲ。スミレは何種類も咲いています。 このところ、群を見つけると、パチンコで撃つようにしています。昨夕は知り合いの寮管理人がサルを追っていたので、加勢して爆竹を鳴らしたりパチンコで撃ったり。 今朝もS.M.さんと二人で数百mほど追い落とし。次第にサルに覚えられて、これからは写真も撮りにくいなあと思いながら、畑が始まっているし、町に具体的提案をするなら、追ってみなければならない。サルが殺されないようにしたいなら、サルのわがままを放置するわけにはいかない。 昨夕も周辺住民に対し監視隊のTさんが、3〜4頭むかって来るサルがいるので注意するよう放送していて、寮の管理人もその3頭は早く殺してほしいと言っていました。4月に入ってから、向かって来るサルがいることは確かです。実際には、そのサルを特定して駆除する事は出来ないのが現状だし、もしそのサルが誰かに噛みついたら、それみたことかと再び全頭駆除方針が通ってしまうでしょう。 組織的追い上げが出来なくても、毎朝サルに圧力をかけて移動させたり、人の怖さを教えたりが出来ればと思う。パチンコでねらうのは、心情的にはどうしても大きいサ ルなのだが、人の怖さを教えるには小猿を撃つのがいいのだろう。新しい文化を学習するのは、小猿・若猿・雌猿で、大きい雄はあまり期待できないと思われる。サルを生かしたければ、小猿をいじめなければならない・・・いやだよね・・・でも・・・としか言いようがないが。 宮城の伊沢さんは、サルのためにも、住民のためにも、サルをよく知る自分が銃を持たなければならないと、狩猟免許を取得したそうです。加害個体の駆除ではなく、棲み分けを最終目標にするなら、里ではもっともっと虐めることが群れ全体の学習に必要で、一部を銃殺しても学習効果は期待できない。死んだサルは何も学ぶことは出来ない。カラスの場合、殺したものを見せしめに竿の先に吊しておく事があります。サルにそれをやりたくなければ、まめにいじめる事ではないだろうか。 (T.M.)
by k-saru-net
| 2005-04-29 22:17
| サル追いノート
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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