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2005年 05月 17日
サル追いノート 5月17日(火)夕方  「交通事故」 T.M.
夕方、5時20分頃、連休中と全く同じ場所で小猿が車にはねられました。ちょうど現場に到着したS.M.1さんの車の少し前方で起きたようです。下半身を強打したらしく、足が立たず、道路脇の縁石を越えられない様子だったそうです。旧早稲田グラウンドの反対側にいた私がまわって着いた時には、北側の林の草の上に、歩こうとするたびに倒れる小猿、母猿と威嚇する雄猿がいました。S.M.1さんの前を走っていた車の男性が、獣医に連絡して小猿を連れて行こうとしましたが、その前に母ざるが子を背負い、逃げようとしたので、刺激しない方が良いと伝え、母猿に任せました。何とか母猿の背中に手だけでつかまって、離山線を渡り、東南に移動していきました。ずっと追いましたが、その後は確認できませんでした。

手だけでつかまって道を渡る親子の写真を貼付します。観察はMさん(朝日新聞)、S.M.1、T.M.です。
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はねた車がブレーキを踏んだ音は聞こえませんでした。通勤時間帯で混んでいたので、急ブレーキを踏めば、サルは助かったかもしれませんが、反対に車同士の大きな事故になる可能性もあります。やはり、サルと人間が里で共棲するというのは、無理なのではないでしょうか? 上原さんの勉強会では、皇居のカルガモが例に出ましたが、あれは年に一度か短期間のことだから出来るのであって、軽井沢のサルを事故から守るために、度々パトカーが出動するというのは現実的ではないように感じます。

by k-saru-net | 2005-05-17 21:40 | サル追いノート


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