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2006年 05月 27日
サル追いで出会う  カモシカとキジ
06.4/25 カモシカ
町役場から数百m。サルの群れを山側に追い上げ、位置を確認するために上った斜面でカモシカに出会いました。近くには岩場もあり、以前からカモシカがいることは知っていましたが、カラマツ林をゆっくり歩く姿は、大きいだけに迫力充分。昨年は同じ斜面でアナグマに会いましたが、カメラを向ける間もなく、蓋付きの側溝に逃げ込まれました。
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06.4/28 キジ
サルの群れが軽井沢に定着した後、リスや野鳥が減ったのではないかと言われてきました。サルの場合は食う・食われるの関係だけでなく、いたずらをするという行動が多く、新しく侵入したサルの群れによる、既存の生態系に対する影響がどれぐらいあるのかを解明する事は簡単ではありません。このブログにもフクロウの幼鳥がサルにいたぶられた写真を掲載しました。この春、サルの群れが通過した後に、生まれたばかりのリスと思われる赤ん坊3匹が落ちているのを見ました。アカハラ・キジ・トラツグミ・ヨダカ等、減ったのがサルによるものか、あるいは棲息環境の悪化によるものか判りませんが、リスは昨年頃から復活し、キジの姿も今年はずいぶん見かけます。この春、早朝のトラツグミの鳴き声も、10年前に較べるよく聞きます。
サルの群れが近づくと、キジの雄の鳴き声や姿がかえって目立つような気がします。わざわざ開けた場所に出てきて、胸を張るキジの雄の鮮やかな姿です。
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by k-saru-net | 2006-05-27 10:57 | 写真


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