2005年 06月 10日
10日朝は上の原からセキレイ橋方向に降ろそうと追うが、斜面を下りたがらず、西に 行かないよう平行しながら、旧プリンスホテルまで移動。ホテル敷地内に逃げ込まれ てしまい、手が出せない。 7時前、群れの一部が旧プリンスホテルに逃げ込んだと き、取り残されて電線の上で泣き叫ぶ小猿がいた。下に行ってみると、電柱を支える 斜めに張ったワイヤーを両手だけで降りてくる。最後は地上2mぐらいからドサッと 落ちて、私の足から1mの地面で鳴きながらゴソゴソ動いている。5/17車にはねられ た小猿と思われる。ホテルの敷地内から5〜6頭すごい勢いで威嚇してくるのを脅し 返していると、静かに母ざるが子供をとりに来て、足下の小猿を連れて行った。威嚇 してきたサルたちは騒いでいるだけで、取りにくる度胸はないらしい。 この日は13:00までSM1・SM2さんが観察していて、昼頃に役場から2人通報を受け てサルの追い払いに来たようです。夕方の位置情報では借宿帰農にいるということで、 畑の多い地域を探して見ましたが、借宿・大日向には入った形跡は見あたりませんで した。横道下バス停の外周線下に群れていました。バス停付近で、監視隊のTさんと 立ち話で、ハナレザルの状態を聞いたところ、以下のようなお話でした。(私の記憶が 曖昧な部分もあります) 「千が滝東区に2頭、南が丘(日大寮付近)に6〜7頭(よく通報があるが、行くともう移動している)、鶴溜、三笠パーク、長倉神社付近、など。たぶん、軽井沢の群れから出たオスではないか。」 これらのハナレザルが軽井沢の群れから出たものであれば、いずれ他の群れを探して 移動していくため、現在もそのままいるかどうかは判りませんが、日大寮付近の一群 は定着している可能性があるので、アカシアの花が落ちているのを目印に、一度追い かけてみる必要がありそうですね。他からきたものであれば、すでに軽井沢の群れに 入り込んでいるのもいるでしょう。SM2さんが「ワルオ」と名付けてマークしてい るオスもそんなハナレザルだったのかもしれません。 11日朝は、横道下から北へ追い上げ。夕方には湯川の東、石山の下に移動。 12日(日)、5時からまだ寝ているサルを起こして、山側に追い上げる。石山下の道 路を渡る際に、SM2さんの観察では、新生児が19頭以上いるようです。夕方は甲山・ 沓掛学荘の西側にいて、かなりの住民が追い払いに出る。山側に追い上げようとする が、最後は公民館方向に移動。監視隊のTさんも役場からの要請で追い払い。日曜日 の6時といえば、風呂上がりにビールでも、という時間ですよね。中学から図書館方 向に行くと思われましたが、住民の追い払いで逆戻りしたかもしれません。
by k-saru-net
| 2005-06-10 08:20
| サル追いノート
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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