2005年 06月 17日
軽井沢の梅雨、そんなに嫌な感じしません。 蒸し暑くないし、じめじめ感もない、室温は23度、湿度は61%、さわやかな風も 入ってくる。 軽井沢の6月の晴れた日って、低地に比べれば最高ですよ。 早朝は霧が深いので、交通事故に気をつけなければと思います。 そういえば、サルの事故、相変わらずあります。見通しの悪い霧の道路を横断する コザルはこれからも危険にさらされそうです。山で暮らせば、こんな緊張から解放されるのでしょうに。 そして、サルをよけてしまってなんて、人間の側にも危険がつきまといますよね。 きのうもこんなお天気の中、旧軽でサルを見てきました。 7回目ですがいつも新しい出会いがあり、発見があり、そして、いやーなこともあり ます。 記録7 6月」17日(金) 晴れのち雨 6:00・・・一本松から神宮寺あたりに移動。 T.M. S.M.1 ここからS.M.二人が追う 11:00・・(監視隊のTさんの情報から)公民館駐車場に6頭発見、ニセアカシア(ハ リエンジュ)さくらの実を採食。 11:30・・諏訪川沿いの別荘地を南下する約20頭を確認するが別荘の屋根でグルーミングするオトナと遊ぶコドモはそこで動きが止まる。 他のサルたち・・川を渡り、児童館方向へ向かう。 このとき、通過する観光客に『サル注意!!』のチラシを渡す。観光客は 日光のサルの知識を重ね合わせて、話に耳を傾けてくれる。 12:00・・児童館へ。園庭に母子ザル数頭入り込む。 児童館の入り口に幼い子供と母親がいたので、危険を想定し、追い払いをす るつもりで園庭に入っていくと、館長が出てくる。サルたち姿消す。 館長と職員とで被害やサルの生態などを話す。 死んだ赤ん坊を抱えた母ザルも屋根にいた。 13:30・・児童館の周囲に採食と休憩をしたサルの群れは除々に旧軽通りに向かう。 監視隊、BB銃で出没するサルめがけて撃つ。しかし、サルの行き先は一方 向に向いて、動じず。 商店や住宅の屋根で遊ぶサルにパチンコを向ける。 商店主の女性と話す。今朝、コドモが車ではねられるのを見たと。 ケガをしたようだ。これで、後ろ足の片足をあげて歩くコドモが2頭になる。 15:00・・1時間以上かけて、観光客が大勢いる通りを群れは車や人を避け、緊張しながら車道、あるいは電線を渡った。 ロータリーの桜の木で採食する余裕をみせるものもあり、さらに、西へ川沿いに鹿島の森へ向かう。 S.M1 S.M.2 観察終了、(F.S途中参加) 18:00・・六本辻、北250メートル、泊まり場 T.M. S.M.1 ● 旧軽別荘地に今朝イノシシが出て、あたり一面、緑のコケが掘り起こされ、それを一枚一枚張り合わせている管理人と話す。 15〜20年前からサルは少しずつ山から下りてきて、その少数のころから、観光客はわざわざ、家からえさを持ってきて、親子でいっしょにえさをやっていた。 家内が買い物をして、ビニール袋を抱えて歩いていると、サルたちに囲まれてしまったことがある。 ● 児童館の館長と話す。 サルを棲み分けして欲しいよね。追い払ったって山へ逃げてくれるわけではないでしょこのごろしょっちゅう来ている。さくらの実が成っているうちは動かないかな。(さくらの木30本以上ある) 今日は幼児のつどいがあって、助産師さんを呼んでやったのだけど、そんなときはちょっと危ないよね。 この前、砂場で親子が遊んでいたら、サルに囲まれて、「たすけてください」と児童館の方へ向かって叫んでいた。「急いでこっちへ来なさい」って。やっとのおもいで児童館内に逃げ込んだといういきさつがあった。 パチンコ使ってもいいの?パチンコ使って子供たちとサル追うかな。 外にいるとすぐそばにコザルがくるから捕まえてやろうと思うのだけど、網をかぶせて、見せしめに2・3日おいとくかな。それともカラシスプレーのようなものを使っておしおきして放すということをやってみようかな。 親ザルよりコザルのほうを学習させたほうがいいのだよね。 サルは昔、食べたのだよね。でも、サルは皮を剥ぐと赤ん坊(人間)と一緒だから嫌だって。 えさが軽井沢に豊富にあるうちは山へ帰ってくれないよね。 「冬なんか追いやすいのかもしれないですね。」と私。 サルが来たら追い払ってくださいねと言うまでもなく、館長は庭の隅にいたサルに向かっておもちゃのバットを放り投げていた。 職員さんの話 サルが児童館の中に入って、冷蔵庫を開けた。何も入ってなかったけど。トイレに入って、丸い芳香剤を持って逃げた。庭の隅で食べようとしていたが、臭いので、置いて行ってしまった。この前、すべり台とブランコに乗るサルを見た。 ● 旧軽の裏通り サルが通過する時に窓が空いていたりすると入ってしまうこともあり、屋根をどたばたさせて遊んだりして店の人や住民が不快感を示しているのを見て、パチンコで追い払いをしたり、チラシを配ろうとすると、明らかに拒否反応を見せ、奥へ行って「あれは愛護団体だからだめだよ、サルなんか殺しちまえばいいんだ。」と言っている人がいたので、「愛護団体ではありません。追い払いをしているのです。」と言ったが、態度は変わらなかった。
by k-saru-net
| 2005-06-17 08:27
| サル追いノート
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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