2005年 06月 19日
昨朝雲場池東にいた群れは、昨夕いっきに湯川の東側・三井の森三叉路に来ました。 5月21日・30日・6月9日についで、5月以降では4回目です。過去の3回はい ずれも早朝から湯川を渡らせないように防衛戦。人数はいつも3人ほどですが、阻止 行動をやっている間に突破されたことは一度もありませんでした。 阻止行動をどれぐらい続けるとあきらめて方向転換するのか見当がつきませんでした が、5月21・30日が2時間、6月9日が2時間半、毎回我々が去った後すぐに、 群れは湯川を渡りました。今回は3時間阻止し続けるうちに、道路上部の斜面にいた サルの数が次第に減り、一部強行突破を試みた一群も、パチンコとロケット花火で停 滞。8時半に幹線道路を東に上がってみると、群れの大半は少し上に移動していて、 監視隊が2名到着した圧力も加わり、次第に道路を上がっていきました。 昨朝の離山線でも3人で阻止できましたが、見通しが利く所であれば、防衛ラインを 設定して阻止することは可能です。場所にもよりますが、防衛線上を3人が左右に動 き回りますので、2時間あまりで交代出来る2チームあると楽です。場所によっては、 1チームが防衛、1チームが積極的に攻めて追い上げという可能性もありますが、湯 川に関しては、渡りやすい地域が限られているので、群れを攻めなくても根負けする まで防衛する方がいいかもしれません。5時間も6時間も一カ所で、湯川を渡ろうと して粘るほど、サルは根気強くなさそうです。少数に突破されても、大半が防衛ライ ンを越えられなければ、先に行った少数がすごすご戻って行きます。 死んだ小猿を両手で捧げ持って、立って歩いている母猿、階段に置いて空を見上げる 母猿の写真を貼付します。早朝の逆光の中ですので、鮮明ではありません。監視隊の Tさんの話では16日から見たそうですので、今日で4日目になります。 <死んだ子を捧げ持つ母ザル> <階段に置いて空を見上げる>
by k-saru-net
| 2005-06-19 08:31
| サル追いノート
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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