<   2005年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧

2005年 10月 28日
少ないクリ             2005.10/14
今年のクリの実は、去年の十分の一もなっていないようだ。
それでも、かろうじてイガのついている木を見つけて、地上5mほどの高さの枝を引き寄せ、クリを取ろうとしている。
e0005362_843844.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-28 08:03 | 写真
2005年 10月 28日
土を食べるサルの群れ          2005.7/14
湯川から蕨尾の斜面に登ったサルの群れは、道の脇で次々と土を食べていた。
そこだけ腐植の多い表土が崩れ落ち、その下の火山灰に由来すると思われる黄褐色の地層が現れている。親がつまんで食べるのをまねする子ザル、つまんだ土をしげしげと眺めるサル、直接顔をつけてかじるサル。群れの半数以上が通りがかりに土を食べていった。
e0005362_815162.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-28 08:02 | 写真
2005年 10月 25日
サルとツノハシバミ          2005.8/19
軽井沢の里では、この秋クリやドングリが不作です。
堅果類では、ツノハシバミが豊作で、8月中旬に入ると低い茂みでまだ若い実を食べていました。中段の写真はまだ若い実で、中の殻がまだ柔らかいため、外側の皮ごと噛み裂いて果実を食べているようですが、9月の中旬になると堅果の殻も硬くなるので割って食べていました(写真下段)。
10月下旬になっても食べ続けています。
e0005362_23281556.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-25 23:28 | 写真
2005年 10月 23日
事故死                2005.8/16
前日15日に蕨尾で頭部を車に轢かれた子ザルをひきずる母ザルを、
三笠パークで見つけた。
事故を目撃した野生動物監視隊の話では、徐行していた車に子ザルが飛び込んで、
即死状態だったそうだ。母ザルの乳が張っているように見える。
e0005362_2317218.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-23 23:18 | 写真
2005年 10月 23日
キノコを食べる            2005.8/10
寮の芝生に生えたイグチの仲間と思われるキノコを、
傘の頭からムシャムシャと一気に食べてしまった。
e0005362_2316145.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-23 23:14 | 写真
2005年 10月 23日
クリと若ザル              2005.8/4
この時期、まだクリのイガの中には、食べられるような実が入ってはいないと思われるが、若いサルは枝を折って食べていた。
トウモロコシが実って、畑への侵入が増える直前である。
e0005362_23143126.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-23 23:13 | 写真
2005年 10月 18日
サル追いノート 2005年 9/9〜10/18   T. M.
この秋、ヤマボウシやイチイ(こちらではトガとよぶ)の実は豊作で、サルの群は9月中旬にはいると庭先や街路樹に群がっています。ツノハシバミも豊作で、8月下旬から現在(10/18)まで食べ続けてきました。ヤマボウシの実は赤い皮を捨てて、中の果肉だけを食べますが、イチイの実は毒があるといわれている種ごと食べているようです。ツノハシバミは剛毛が密生している皮をむいて、種の殻を割って中身だけを食べています。 
 
e0005362_165937100.jpg

          < 上: 10/12 イチイとサル >
e0005362_1704228.jpg

          < 上: 9/16 ヤマボウシとサル >

クリは全くの不作です。少数ですが木によっては実がなっているものもあり、梢の先でいがをとって食べています。落ちているいがを割ってみると虫食いが多いのですが、サルにとってはクリの虫も食料でしょう。下北のサルの本(松岡史郎著)にも、イタドリの茎の虫を食べる話が出ていました。数日前、中学校のグラウンドで雨の中、群れは芝生をかき分けたりむしったりしながら何かを探していました。昆虫を捕っていたのかもしれません。ドングリも不作ですし、数日前にトチノキの多い小瀬林道を走ってみましたが、やはり実は不作のようです。ミズキの実はたくさん地面に落ちていますが、どれぐらい冬まで樹上に残るのかわかりません。チョウセンゴミシも不作のようです。ホウノキの大きな実の赤い種を食べていますが、昨年は冬の間も見つけると食べていました。ナナカマドやムラサキシキブの実を食べているところは見ていませんが、毎日霧雨が降り続けているため、観察が雑になっているのかもしれません。

9月中旬でおさまった農業被害が、10月17日再発しました。通常は移動コースとして利用しない新軽井沢交差点付近ですが、エサ不足なのかもしれません。庭のヒマワリの種を、あちらこちらで取っています。種が成熟したら取り込むように指導した方が良さそうです。ジャガイモや豆類は干してあるところを取られているケースが見られます。サルの行動予測を広報することで防げるでしょう。
e0005362_1714224.jpg

             < 上: 9/12 ヒマワリの種 >

夏以降これまでの観察から、この冬はかなりのエサ不足になる事が予想されます。今年20頭弱の出産がありましたが、そのうちどれぐらいが冬を越せるのでしょうか?
群れの過去のデータがありませんのではっきりした比較ができませんが、10月18日現在、群れの中で尻や顔が赤く変わっている成獣を見かけません。12日に見たよそから来たと思われるハナレザルの尻が鮮やかに赤く変わっていたのとは対照的です。群れの繁殖行動が遅れるのか、あるいは来年春の出産数がかなり減る事も考えられます。過去の観察記録と比較出来るといいのですが、いずれにしても今後観察を続けていく必要があります。

エサ不足に伴い、冬の間の家屋侵入が増える可能性があります。広報の徹底と同時に、被害の有無にかかわらず市街地からの追い上げを考えるべきでしょう。里のクリが豊作だった昨年は、群れが豊かなエサ場に執着して移動しない現象が見られましたが、この冬は里にエサが少なく、自然のエサ・木の実やササの葉、草の根や木の皮等を求めて移動を繰り返す可能性があります。棲み分けの方向性で対策をを実行する良い機会かもしれません。

以下、9/9〜10/18の「サル追い日誌」を記載します。この期間中は、一部現場に行けない時期がありましたが、位置を(  )に入れてあるところは野生動物監視隊の情報から記載したものです。


9月9日  早朝  旧軽井沢ロータリーから西へ移動。イチイの実を食べる。
     夕方  軽井沢高校北側の離山線沿い
9月10日 早朝  軽井沢高校〜離山地区 国道18号で監視隊2名と群れの南下を防止。
           家庭菜園に被害。
     夕方  (一本松西400m)
9月11日 夕方  (一本松西400m)
9月12日 夕方  (一本松東300m)
9月13日 早朝  旧軽銀座北端を東へ移動。ツノハシバミ・クリ・カエデの実を食
        べる。
9月14日 早朝  旧軽井沢ロータリーから西へ移動。
     夕方  (鶴溜山頂付近)
9月15日 早朝  中軽 宝性寺南から三井の森下部へ。ヤマボウシの実を食べる。
     夕方  千ヶ滝西区 あやめが原付近
9月16日 早朝  あやめが原でヤマボウシの実を食べる。
     夕方  せせらぎの里 御影用水下
9月17日 早朝  場所不明
     夕方  (鶴溜山頂付近)
9月18日 早朝  三井の森 幹線道路なか程の5叉路。クリ・ヤマボウシを食べる。
     夕方  (一本松西200m)
9月19日 早朝  三笠パーク12番付近で広く散開して、クリを食べている。
     夕方  (一本松周辺)
9月20日 早朝  三笠通りを北へ移動中
     夕方  (東部小北400m)
9月21日 早朝  東部小北400m、嘉悦学園から西へ移動。
9月22日 早朝  旧ゴルフ場内を東へ移動
9月23日〜27日  旧軽井沢と東部小学校の間を移動。
9月28日     (三笠パークバス停西600m)
9月29日     (せきれい橋南200mから千ヶ滝西区あやめが原へ移動)
9月30日 夕方  (せせらぎの里バス停西400m)
10月2日 夕方  (せきれい橋南西600m)
10月3日 夕方  (軽井沢病院北100m)
10月4日 夕方  (一本松周辺)
10月5日 夕方  六本辻南東100m
10月6日 早朝  新軽井沢交差点北東  ヒマワリの種を食べる
10月7日 夕方  (東部小西100m)
10月8日 夕方  (東部小北東300m)
10月9日 早朝  雲場池東100m
     夕方  (一本松東200m)
10月10日 早朝  一本松北を北進。鹿島の森三叉路でハナレザル2頭(内1頭は尻
         の赤いオス)
10月11日 早朝  三笠パーク上部 19・20番付近
     夕方  三井の森幹線道路上部の5叉路周辺
10月12日 早朝  三井の森 蕨尾口。クリ・イチイの実を食べる。群れに尻が赤く
         変わっているのは見かけない。
     夕方  位置不明 (せせらぎの里バス停南400m)
10月13日 早朝  千ヶ滝西区あやめが原バス停北200mから東へ移動中。
     夕方  せせらぎの里西300m付近
10月14日 早朝  せせらぎの里バス停西400m付近でクリ・ツノハシバミを食べる。
     夕方  上の原で受信音
10月15日 早朝  中軽井沢地区北端で国道146号を東に渡る。監視隊がカウント。
     夕方  軽井沢病院北100m
10月16日 早朝  軽井沢中学校を東へ移動。芝生をかき分けて何かを探している。
10月17日 早朝  新軽井沢交差点付近。家庭菜園のナス被害。花豆・レモンの被害。
     夕方  (一本松西300m)
10月18日 早朝  旧軽井沢テニスコートから東へ移動。クリを食べる。
 
                 以上 

                     
[PR]

by k-saru-net | 2005-10-18 16:54 | サル追いノート
2005年 10月 17日
2005年 夏の農業被害について   2005.10.17.  T. M.
9月9日から一ヶ月あまりが経ってしまいました。その間、本業の忙しさやら車の故障
やらで、サルの報告がまとめられずに時間が過ぎてしまい、はやツタウルシの紅葉が
まっさかり、モミジも色づき始めています。

9月の中旬に入ると潮が引くように、畑の農作物被害が少なくなりました。9月いっぱ
いは、まだ畑にトウモロコシやカボチャが残っていましたが、それでも10日以降は農
作物に対する「欲望」が急に衰えていったような感じがします。 本格的に畑への侵入
が始まったのが8月1日ですから、ほぼ1ヶ月半の間、「人?が変わったような」執着
ぶりが、今は憑き物が落ちたようにおさまっています。クリなどの新しいエサへ興味
が移ったという感じではなく、体内に組み込まれたカレンダーに従って行動している
のでしょうか? あるいは、畑で得られるものと追い立てられる恐怖心のバランスが
マイナスに転じたということでしょうか

畑への侵入を繰り返したのは5〜15頭。多く見ても20頭。監視隊とともに追い払いが
最優先ですので、ゆっくり観察は出来ませんでしたが、侵入するのが固定メンバーな
のか、たまたま先頭にいたサル達が畑に侵入できたという事なのかははっきりしませ
ん。古宿と離山地区で国道を渡って南の畑まで達したのは、赤ん坊を連れていないサ
ル達(オスと若いサル?)だったように思います。

もちろんこのことは追い払いの結果であって、試してみるわけにはいきませんが、傍
観していれば群れ全体が畑に侵入していたでしょう。早朝の見回りが被害防除に効果
的だったこと、後半は各所で住民が追い払いに出てきたこと等、今後の対策につなが
るでしょう。出勤前に若い住民(4〜50代)が出てくる事、かなりの数のBB弾銃が
普及していることなど、被害対策の可能性を見ることが出来ます。また、高冷地のた
め農業被害の期間が短い事も、対策を立てやすい条件でしょう。

この秋、クリ・ドングリ・トチノキなどの堅果類は不作です。ツノハシバミが豊作な
ので、10月中旬にはいっても食べていますが、冬越しの食料にはならないでしょう。
ヤマボウシやイチイの実は豊作ですが、まもなく霜が降ります。去年の日本海側であ
ったような、冬眠できないクマが里に下りてくるという現象がおきるのでしょうか?
今年生まれた子ザルの多くが冬越し出来ない可能性もあります。今のうちに群れの構
成をきちんと把握しておくことが、今後のサル対策を考える上で重要になるでしょう
う。

10月12日、群れが三笠通りを北進中に、1キロほど離れた鹿島の森ホテル三叉路で2
頭の離れザルを見ました。大きな1頭のオスは尻が鮮やかに赤くなっていました。一
方では16日現在、群れのオス・メスともまだ変色していないようです。エサの質・量
が繁殖行動にどのように影響するか、今後の観察が必要です。

この夏の農業被害のうち、把握出来ているものをまとめてみました。(添付資料参照)

昼間の時間帯における被害は捕捉出来ていないものもあると思いますが、概略は判る
でしょう。記載されていない被害情報がありましたら、お知らせください。時間につ
いては、私が現場にいた時間ですので、被害の発生時間と多少ずれがあります。

移動する群れを追いながらの観察ですので、被害個数はおおよその数字です。被害金
額を推定するには、トウモロコシ・ナス・カボチャなどは算定出来ると思いますが、
豆類やブルーベリーなどは食害量がつかめません。

10月にはいってからは、被害が無かったのですが、今朝(17日)新軽井沢地区の家庭
菜園がやられました。今頃は例年ならばクリの実を食べている時期でしょうが、今年
は不作のため、農業被害がこれから出ることもあるのでしょうか? 他の地方では大
根などの食害があるそうです。        
                        以上
e0005362_11262936.jpg

[PR]

by k-saru-net | 2005-10-17 11:28 | メッセージ