2021年 01月 30日
![]() 日本海側では1日で積雪1mという大雪がありましたが、内陸の軽井沢ではまだ雪かきは1度だけ。しかし、小雪が舞うことが多く、気温も上がらないので今も10cm程度の根雪状態です。その根雪が気温や湿度の急激な変化を和らげているようにも感じます。GoToキャンペーンとかいう後先を考えない政策で全国にばら撒かれたウィルスが、今年に入って長野県でも多数の感染者を発生させましたが、それも今は少し収まっています。極端な気象現象を恐れるのと同じように、人為による極端な動きには意図していない副作用が起きるようです。意図してはいなかったが、専門家ならずともその副作用が起きるという想定は一般の人にも明らかでした。無力であるがゆえに見えることも、力を持つ立場では見えないことがあります。 写真は、散らずに枝に残る紅葉したカエデに雪が積もっています。イロハカエデの葉は、緑から黄色そして赤くなって散るもの、緑が濃くなって赤く変わり散るもの、赤の後で茶色に枯れて散るもの、注意してみていると様々なサイクルがあるようです。このように、赤くなったまま散らないということも稀にあり、はてどうしたんだろうか?いきなりの寒さでフリーズドライ状態で動きが止まってしまたのかもしれません。 #
by k-saru-net
| 2021-01-30 08:12
| その他の動物・自然一般
2021年 01月 28日
霜が降りる前に室内に避難させた鉢植えですが、もともとそこに植えられていたのはピーマンとパセリ。茎とわずかな葉だけのこの2種だけではいかにも寂しい。道端にこぼれ種から芽を出していた季節外れのナスターシャムを足しておきましたが、やっと一つ花を咲かせました。本来の開花期からは半年のズレ。暮れに、ホームセンターで売れ残り、枯れる寸前で値引きされていた西洋サクラソウ3株と新しいパセリを1株足して、なんだか訳のわからない寄せ植えの鉢になりました。 写真では上部が写っていませんが、中央で背丈の高いピーマンはすでに3年目で、このまま生きながらえていくと、草から木になるかもしれませんが、毎年背丈が伸びることもないのでただの古ぼけた草のままかも。パセリというのは食材としては、わざわざ店で買うほどのことはありませんが、ちょっとつまんでスープや肉にかけたりと、室内にあれば便利なものです。冬の方が香りが強い。 #
by k-saru-net
| 2021-01-28 04:57
| その他の動物・自然一般
2021年 01月 26日
![]() この冬最初の雪かき。大雪に悩まされている日本海側に人々からすると、信州の雪ってその程度かと思われそうですが、本格的な冬型の気圧配置の時は、西や北に連なる高い山で雪を落として、内陸の軽井沢には冷たく乾いた風が届くばかり。小雪は降りますが、この程度の雪が積もっている方が気温も湿度も安定していて、むしろ体にはいいかもしれません。COVID-19の感染拡大も、佐久地方や飯田地方、松本市など、県内では雪が比較的少ない地域で起きているようです。
金曜日から降り始めた雪が土曜の未明には20cmほどに達し、しかも南岸を通る低気圧の影響で降った気温高めの湿った雪です。降る先から自重で沈んでいきますので、粉雪だったら3~40cmに達したでしょう。明るくなってきて、さあ雪かきだと張り切って外に出たはいいが、雪かき道具がない。プラスティックのスコップ型のものは作業小屋の壁に掛けてあったため、昨年6月の火事で跡形もなく焼けてしまいました。夏の間、なんでも売ってるホームセンターといえども、流石に雪かきはおいていませんし、跡形もないため喪失感はなく、雪が積もるまで思い出すこともありませんでした。大きすぎて外に出してあったママさんダンプだけが残っていて、横の道の雪かきはなんとかそれで。雪のあまり降らない地方の方は、「ママさんダンプ」というユニークな名前の道具を知らないでしょう。
スコップに比べると縦横3倍ぐらいの大きさの赤い部分に両手で押せる鉄製の柄が付いています。ズズズと押すと雪が上に積み上がっていき、その量はスコップ型の10倍。雪を捨てるところまで押して、勢いよく押す力をいきなり逆に引くと雪はその先に落ちます。捨てる先が空いていないところでは持ち手を立てると、ダンプカーのようにその場に積んできた雪が落ちます。手動のブルドーザー兼ダンプカーのような機能を持つ、優れた道具ですが、これを雪国の屋根の上で扱っているのはきっと雪かきのプロフェッショナルに違いありません。外に出したあったため、紫外線でプラスティックが劣化し、今回の重たい雪で割れてしまいました。横に見える持ち手が曲がった雪かきスコップは、開店時間にホームセンターで買った新しい道具です。 #
by k-saru-net
| 2021-01-26 07:40
| その他の動物・自然一般
2021年 01月 22日
![]() ずっと昔、もう45年前になりますが、「暮れそうで暮れない黄昏どきは」と軽快なリズムで南沙織が歌っていました。今、改めて聞き直してみると、上記の部分を二回繰り返すところだけがリズミカルで、ほかのところはむしろしっとりと歌っっています。しかし、しっとり部分は全く記憶に残らず、黄昏時の印象とはかけ離れた冒頭の部分だけが鮮明に残っています。事実や思いを忠実に描写することばかりがアートじゃないよということでしょう。もっと自由に表現したいですね。 #
by k-saru-net
| 2021-01-22 08:23
| その他の動物・自然一般
2021年 01月 21日
この冬は、あまり鮮やかな夕焼けを見ていないような気がします。窓のない作業部屋に引きこもっているので、気がつかないだけかもしれません。COVID-19の感染拡大で経済活動や車が減り、大気の汚れが少ないのかもしれませんが、長野の田舎まではたしてそういえるのでしょうか。夕食の香りでも流れてくればいいのですが、写真だけではちょっと寂しい黄昏時の風景です。 黄色と昏(くらい)でたそがれと読める人はもう少ないかもしれませんが、空が青から黄色く薄暗くなったという意味は判ります。なぜ、それをたそがれと読むのか。江戸時代以前は「たそかれ」と濁らなかったそうです。仕事から帰って来る人に向かって、誰ですかあなたは?という問いかけをする時間だった。朝、まだ薄暗い時間を「かわたれどき」(彼は誰時)というのも、そんな時間に通る人に向かって、あなたは誰ですかと問いかけたから。小さな社会の安全を守るための民衆の自衛手段だったので、取り囲まれて詰問されればきつい言葉でしょうが、黄昏時、彼は誰時という言葉になると印象はずっと柔らかくなります。 #
by k-saru-net
| 2021-01-21 08:15
| その他の動物・自然一般
|
アバウト
![]() 広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
最新の記事
検索
リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 12月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 01月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||