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2011年 03月 14日
地震・津波被災者の低体温症について  3月14日 2011年
 今日14日は温かく、地震・津波の被害に遭われた方々の事を思うと、わずかな救いを感じました。しかし、明日から真冬並みの低温予想が出ています。

 JBN (日本クマネット)のメーリングリストで配信されたものを、信州ツキノワグマ研究会の事務局が、同会のメーリングリストで配信した情報を掲載します。内容は、被災者が苛酷な環境の中で、登山者が陥る低体温症と同じ症状が起きる可能性があり、その対策を紹介したものです。以下は、信州クマ研事務局が受け取った内容です。実際の記事(低体温症の症状と対策)はこの中のサイトに入って下さい。
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 みなさま

 緊急のお願いです。国際山岳医の大城和恵先生から避難場所で低体温症が起きている
報告が届きました。低体温症の治療法について詳しく解説されているのが下記のHPです。
是非みなさまのご協力で関係者の目に触れるようお願いしたくご協力依頼します。
許可を受けて転送いたします。NPO法人アース・ウィンド 横須賀邦子
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今回の大地震、大津波、信じられない大惨事をもたらしました。

福島・宮城・岩手にいる、私たち日本登山医学会の仲間は、最前線の病院やクリ
ニックで苦闘しています。全国の会員もなにかお役に立てることを考えていま
す。もうすでに現地に出発している仲間もいます。

東北はまだ雪の季節だったことを映像から再確認しました。寒い中防寒具も乏し
く被災地に孤立している方々には「低体温症」がありえます。
「低体温症」にならないような対策、緊急措置をまとめたものを、私のHPと同時に、日本
登山医学会のHP
にアップしています。


ただ、それだけでは、被災者の目に触れるとは思えません。
ほんの小さなお願いです。
みなさんで、情報を共有できますよう、少しでも多くの方に知っていただけますよう、お
知り合いにお伝えいただけますよう、お力添えをお願い申し上げます。

ご質問やご不明の点は、私のHPへの質問、学会ブログhttp://jsmmed-tozanigaku.sblo.jp
/へのコメントという形で対応させていただきたいと存じます。

大城 和恵
日本登山医学会山岳医認定実行委員
UIAA/IKAR/ISMM認定国際山岳医
(UK Diploma in Mountain Medicine)
医学博士

sangakuinfo@sangakui.jp
http://www.sangakui.jp/
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以上です。

by k-saru-net | 2011-03-14 22:13 | メッセージ


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