2011年 03月 19日
他のブログに書いた記事を転載します。 公的機関による震災被災者支援の募金が行われています。多くの方々が、いてもたってもいられない気持ちで、募金の呼びかけに応じている事でしょう。現地に物資を送るということは、必要な物が必要なところへ素早く届くのであれば効果が即効的である反面、受け入れ側の手を煩わせる可能性や、輸送手段が限られている当座、個人で送る事は必ずしも有効でない事が考えられます。 一方、公的な機関であれば、集まった募金の使われ方に「公平性」を求められます。そのために、被害の全容が判るまで、お金の動きが遅れるということが阪神・淡路の時に指摘されていました。これから長く続くであろう現地での生活復興に役立てたいという思いも当然ですが、命に関わる当座の危機に対しすぐに役立ててほしいという事もあるでしょう。きっと全国の様々なNPO 団体が動きだしていると思います。 福島原発周辺で待避指示が出ている事を知らされず、なぜか周りから人がいなくなってしまったと感じていた視覚障害者がいたことが報道されていました。障害をもつ人にとって、避難生活は一層厳しい事が想像されます。阪神・淡路の経験から、被災した障害者(団体)へのすばやい支援をめざしている運動に「ゆめ風基金」があります。以前からラジオで、永六輔さんが話していましたが、日頃の活動にくわえて、この大災害に遭われた障害者に救援金を届けるための募金をつのっています。詳しくは、上の水色の字をクリックして下さい。 もう一つ、「かまたみのるの公式ブログ」を前に紹介しましたが、その中で取り組みが刻々報告されている「日本チェルノブイリ連帯基金」という運動があります。こちらは、福島原発震災の被災者救援を目的に募金を行っています。現金の他にも、支援物資やボランティの要請もありますので、上の水色の字からホームページに入って、詳しい事をご覧下さい。 どちらも、お金の使い道が限定されていますが、それだけに活動内容の透明性に気配りがあり、自分の出したお金がどのように生かされていくのかがわかります。 追記 現在(19日) 8:30~13:00 TBS ラジオで放送中の 「土曜ワイド 永六輔 その新世界」によると、ゆめ風基金では、地震当日夜には出発し、翌日から現地で炊き出しや、障害者施設支援などが行われているそうです。 追記 2 15:30すぎのNHK ラジオ第一では、大阪のスタジオからの放送の中で、福島と宮城における「ゆめ風基金」の活動が伝えられました。ヘルパーさんの多くも被災していることや、地方ではガソリン不足のためヘルパーさんが長距離の移動が出来なくなっているそうです。基金の現地ボランティアが活動していて、募金に協力してほしいということ、被災地でお困りの障害者は基金へ連絡 [ yumekaze@nifty.com ] してほしいと言っていました。 追記3 日本チェルノブイリ連帯基金と諏訪中央病院のスタッフ6名が、南相馬市で医療支援に携わっています。連帯基金の公式ブログをご覧下さい。
by k-saru-net
| 2011-03-19 09:16
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。 by k-saru-net カテゴリ
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