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2020年 12月 11日
猫?犬? ネコジャラシとエノコログサ

エノコログサとネコジャラシ。二つの名前を持つ植物はいくらでもあり、地方での呼び方を含めると名前なんて無数にあって、それぞれの由来はなかなか面白い。ネコジャラシはわかりやすく、長い茎ごと引き抜いて子猫の前でくるくるうごかすと、じゃれついてくることからきているのでしょう。いかにも小さなネズミが動いているように、子猫の目には映ることは想像できます。エノコログサという名前は漢字にすると狗尾草です。狗(イヌ)の尻尾。イヌは人間に飼われた長い歴史の中で様々に変化したため、イヌの尻尾と言っても様々です。エノコログサに似た尻尾のイヌと言っても、すぐには思い浮かびません。しかし、子猫が犬の尻尾にじゃれついて、犬も面白いのか尻尾を動かし続けている映像は見ることがあります。そう考えると、この二つの名前は矛盾しておらず、一つの情景に統合されます。

2~3年前、よく通る道の横に空き地があって、とても長く大きなエノコログサが生えていました。車を止めてよく見たわけではありませんが、きっと外来種じゃないかと。外国からやってきて違う環境で生きる生き物はきっと、在来種より強大に違いないという思い込みがあります。実際は既存の生態系の小さな隙間を見つけてささやかに生きる外来種もたくさんあるのですが、プロレスでもプロ野球でも柔道でも相撲でも、体の大きな外国人選手に負ける日本人の大逆転を期待し続けてきたせいかもしれません。大きなネコジャラシは在来のオオエノコログサだったようです。エノコログサの仲間から粟が作られたという話もあります。エノコログサも食べられるようですが、脱穀するのが面倒そうで試したことはありません。オオエノコログサは粟との雑種と書いてあります。



by k-saru-net | 2020-12-11 06:27 | その他の動物・自然一般


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