軽井沢のニホンザル 軽井沢サル・ネット
2021-01-30T08:12:44+09:00
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広く豊かな自然がありながら、市街地や農地を荒し回る軽井沢のニホンザル。人間とサルの望ましい関係を、観察と対策の実践の中から模索する人々のネットワークをめざしています。
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散りそこなったイロハカエデの紅葉に雪
http://sarunet.exblog.jp/29390963/
2021-01-30T08:12:00+09:00
2021-01-30T08:12:44+09:00
2021-01-30T08:12:44+09:00
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その他の動物・自然一般
この冬は寒い。たしかにダラダラといつも寒い。最低気温が氷点下10度前後の日が3~4日続いては、ちょっと暖かいー5度の日が2~3日あって、また寒くなります。昨日から寒いサイクルに入っていますが、しかし大寒波襲来と騒がれるような、氷点下15度以下になったことはありません。正月前後にあることが多い、凍結している地面の上に水が溜まるような真冬の土砂降り雨もありません。
日本海側では1日で積雪1mという大雪がありましたが、内陸の軽井沢ではまだ雪かきは1度だけ。しかし、小雪が舞うことが多く、気温も上がらないので今も10cm程度の根雪状態です。その根雪が気温や湿度の急激な変化を和らげているようにも感じます。GoToキャンペーンとかいう後先を考えない政策で全国にばら撒かれたウィルスが、今年に入って長野県でも多数の感染者を発生させましたが、それも今は少し収まっています。極端な気象現象を恐れるのと同じように、人為による極端な動きには意図していない副作用が起きるようです。意図してはいなかったが、専門家ならずともその副作用が起きるという想定は一般の人にも明らかでした。無力であるがゆえに見えることも、力を持つ立場では見えないことがあります。
写真は、散らずに枝に残る紅葉したカエデに雪が積もっています。イロハカエデの葉は、緑から黄色そして赤くなって散るもの、緑が濃くなって赤く変わり散るもの、赤の後で茶色に枯れて散るもの、注意してみていると様々なサイクルがあるようです。このように、赤くなったまま散らないということも稀にあり、はてどうしたんだろうか?いきなりの寒さでフリーズドライ状態で動きが止まってしまたのかもしれません。
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デタラメでも賑やかな冬の寄せ植え
http://sarunet.exblog.jp/29388446/
2021-01-28T04:57:00+09:00
2021-01-28T04:57:29+09:00
2021-01-28T04:57:29+09:00
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その他の動物・自然一般
霜が降りる前に室内に避難させた鉢植えですが、もともとそこに植えられていたのはピーマンとパセリ。茎とわずかな葉だけのこの2種だけではいかにも寂しい。道端にこぼれ種から芽を出していた季節外れのナスターシャムを足しておきましたが、やっと一つ花を咲かせました。本来の開花期からは半年のズレ。暮れに、ホームセンターで売れ残り、枯れる寸前で値引きされていた西洋サクラソウ3株と新しいパセリを1株足して、なんだか訳のわからない寄せ植えの鉢になりました。
写真では上部が写っていませんが、中央で背丈の高いピーマンはすでに3年目で、このまま生きながらえていくと、草から木になるかもしれませんが、毎年背丈が伸びることもないのでただの古ぼけた草のままかも。パセリというのは食材としては、わざわざ店で買うほどのことはありませんが、ちょっとつまんでスープや肉にかけたりと、室内にあれば便利なものです。冬の方が香りが強い。]]>
この冬最初の雪かきで、ママさんダンプ最後の働き
http://sarunet.exblog.jp/29386065/
2021-01-26T07:40:00+09:00
2021-01-26T07:40:56+09:00
2021-01-26T07:40:20+09:00
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その他の動物・自然一般
この冬最初の雪かき。大雪に悩まされている日本海側に人々からすると、信州の雪ってその程度かと思われそうですが、本格的な冬型の気圧配置の時は、西や北に連なる高い山で雪を落として、内陸の軽井沢には冷たく乾いた風が届くばかり。小雪は降りますが、この程度の雪が積もっている方が気温も湿度も安定していて、むしろ体にはいいかもしれません。COVID-19の感染拡大も、佐久地方や飯田地方、松本市など、県内では雪が比較的少ない地域で起きているようです。 金曜日から降り始めた雪が土曜の未明には20cmほどに達し、しかも南岸を通る低気圧の影響で降った気温高めの湿った雪です。降る先から自重で沈んでいきますので、粉雪だったら3~40cmに達したでしょう。明るくなってきて、さあ雪かきだと張り切って外に出たはいいが、雪かき道具がない。プラスティックのスコップ型のものは作業小屋の壁に掛けてあったため、昨年6月の火事で跡形もなく焼けてしまいました。夏の間、なんでも売ってるホームセンターといえども、流石に雪かきはおいていませんし、跡形もないため喪失感はなく、雪が積もるまで思い出すこともありませんでした。大きすぎて外に出してあったママさんダンプだけが残っていて、横の道の雪かきはなんとかそれで。雪のあまり降らない地方の方は、「ママさんダンプ」というユニークな名前の道具を知らないでしょう。 スコップに比べると縦横3倍ぐらいの大きさの赤い部分に両手で押せる鉄製の柄が付いています。ズズズと押すと雪が上に積み上がっていき、その量はスコップ型の10倍。雪を捨てるところまで押して、勢いよく押す力をいきなり逆に引くと雪はその先に落ちます。捨てる先が空いていないところでは持ち手を立てると、ダンプカーのようにその場に積んできた雪が落ちます。手動のブルドーザー兼ダンプカーのような機能を持つ、優れた道具ですが、これを雪国の屋根の上で扱っているのはきっと雪かきのプロフェッショナルに違いありません。外に出したあったため、紫外線でプラスティックが劣化し、今回の重たい雪で割れてしまいました。横に見える持ち手が曲がった雪かきスコップは、開店時間にホームセンターで買った新しい道具です。]]>
黄昏時の八ヶ岳
http://sarunet.exblog.jp/29381138/
2021-01-22T08:23:00+09:00
2021-01-22T08:26:45+09:00
2021-01-22T08:23:52+09:00
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その他の動物・自然一般
またまた日没には遅刻でした。そろそろかなと思って作業の手を止めて、車のエンジンかけて、上の開拓農地なら誰にも会わないだろうと着替えをサボって出かけてみれば、太陽はすでに八ヶ岳の向こうに沈んでいました。夕日がまださしていたらきっと山はシルエットになり、雪は映らなかったでしょうが、この状態では雪模様を見分けるほどには写りません。中途半端。時間は5時過ぎ。冬至から1ヶ月ほどで、日もかなり延びて来ましたが、仕事を終了する時間ではないので、落ち着いて撮影とはいかず、何もかもが中途半端に終わります。
ずっと昔、もう45年前になりますが、「暮れそうで暮れない黄昏どきは」と軽快なリズムで南沙織が歌っていました。今、改めて聞き直してみると、上記の部分を二回繰り返すところだけがリズミカルで、ほかのところはむしろしっとりと歌っっています。しかし、しっとり部分は全く記憶に残らず、黄昏時の印象とはかけ離れた冒頭の部分だけが鮮明に残っています。事実や思いを忠実に描写することばかりがアートじゃないよということでしょう。もっと自由に表現したいですね。]]>
冬の黄昏時は寂しい
http://sarunet.exblog.jp/29379881/
2021-01-21T08:15:00+09:00
2021-01-21T08:15:53+09:00
2021-01-21T08:15:53+09:00
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その他の動物・自然一般
一昨日は1日氷点下の真冬日。5時ごろから冷え込んで−10度。今朝もそのまま−10度が続いていますが、冬型の気圧配置というよりは大陸から移動してきた高気圧に覆われているためらしい。また低気圧が来て、天気は変わりそうですが、そんな時の方が内陸の高冷地では雪が降りそうです。
この冬は、あまり鮮やかな夕焼けを見ていないような気がします。窓のない作業部屋に引きこもっているので、気がつかないだけかもしれません。COVID-19の感染拡大で経済活動や車が減り、大気の汚れが少ないのかもしれませんが、長野の田舎まではたしてそういえるのでしょうか。夕食の香りでも流れてくればいいのですが、写真だけではちょっと寂しい黄昏時の風景です。
黄色と昏(くらい)でたそがれと読める人はもう少ないかもしれませんが、空が青から黄色く薄暗くなったという意味は判ります。なぜ、それをたそがれと読むのか。江戸時代以前は「たそかれ」と濁らなかったそうです。仕事から帰って来る人に向かって、誰ですかあなたは?という問いかけをする時間だった。朝、まだ薄暗い時間を「かわたれどき」(彼は誰時)というのも、そんな時間に通る人に向かって、あなたは誰ですかと問いかけたから。小さな社会の安全を守るための民衆の自衛手段だったので、取り囲まれて詰問されればきつい言葉でしょうが、黄昏時、彼は誰時という言葉になると印象はずっと柔らかくなります。]]>
冬型の合間の低気圧と前線の置き土産、小雪で目立つ枯れ木枯れ草
http://sarunet.exblog.jp/29376184/
2021-01-18T07:32:00+09:00
2021-01-18T07:32:19+09:00
2021-01-18T07:32:19+09:00
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その他の動物・自然一般
冬型の寒い日々の合間の数日、少し暖かく昼間に小雨も降りましたが、夕方雨がやむ頃に雪に変わって、しかし積雪と言うほどではない。低気圧が通過して、寒冷前線の置き土産みたいなものです。暖かいといっても気温は昼間もプラスにならず、小雪は融けないまま、どんよりとした空の下では白銀の世界というより一面灰色という様子です。それでも、白い帽子をかぶると、地味な色の枯れ木枯れ草も、何となくコントラストがついて存在感が増します。刈り取らないままほったらかしてあったキクイモモドキのタネの片面だけに雪がかぶっています。風に吹かれて片面だけに雪が着いたのでしょう。この時期まだタネは残っていて、そのうちにこぼれ落ち、春になれば小さな株が発芽し、夏の終わりには地面近くに一輪だけ花をつけていることがあります。親は2m近くに達します。小さなうちからなかなかしぶとい命です。
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山から昇る日の出の角度で異なる初日の出の色
http://sarunet.exblog.jp/29369991/
2021-01-13T06:13:00+09:00
2021-01-13T06:13:19+09:00
2021-01-13T06:13:19+09:00
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未分類
元旦に限って夜明け前に起きるわけではなく、いつも3時半から4時半の間に起床。本を読んだり事務仕事を片付けるのが朝飯前の習慣ですが、この日はまず風呂を炊いて温まってから、髪を切る。鏡に向かって首をひねりながらいい加減なハサミで切るのですが、虎刈りになるほど髪が残っていない。それから外の様子を見て、薄明るくなった町を、初日の出の撮影ポイントに向かう。
どこにいても陽は昇りますが、一番上は群馬県境の入山峠。東は関東ですが、広大な関東平野から昇るわけではなく、手前の妙義連山から顔を出します。ほぼ、同じ標高ですので、太陽の上の空はまだ暗い。上空の水蒸気や塵などで反射してくる光は青く、分厚い大気の層を通って届く陽光は黄色、周囲は赤い。
2段目は20分ほど経って峠から200mほど下がった地点。少し見上げる角度の山から昇る太陽は白っぽく、カラスが飛んでいるのはご愛嬌ですが、色の変化は楽しめません。木のシルエットがおもしろい場所です。軽井沢は東西が低く、風が峠を越える時に雲が発生しやすく、地平線から昇った太陽は、程なく雲やもやの中に入ってしまうことが多い。
最下段はさらに20分ほど後で山の上に出てくるところですが、太陽の位置が高くなるため、大気中の水蒸気にあたった陽光で周囲の空全体がすでに明るく、この時は太陽の形を確認することもできませんでした。
結果的には最初に向かった場所が正解で、年賀状に使える写真が撮れましたが、場所の選定に失敗したり、天気が悪かったりすると、さてどうしようかと半日うろうろ、まさか前の年の写真を使うわけにもいかず、頭抱えることになります。]]>
四季の変化を超える外来種の環境適応能力
http://sarunet.exblog.jp/29368704/
2021-01-12T06:06:00+09:00
2021-01-12T06:06:36+09:00
2021-01-12T06:06:36+09:00
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その他の動物・自然一般
咲いて気温が氷点下12度前後。昼間の最高気温はまちまちですが、0度より高くなることない日が続いています。しゅうまつに寒波が来やすいのは偶然でしょうが、内陸の軽井沢では寒いばかりで雪は少ない。日当たりの良い石垣の隙間では、様々な植物が隙間サイズに変身して冬を乗り越えようとしている。赤く色変わりしているのはヒメスイバ。在来のスイバに比べると小さいのですが、それがここではさらに小さく、風を避けるように隙間で密集しています。葉の形はスイバというより、ほうれん草の発芽したばかりの葉に似ています。ほうれん草も茹でたあと水にさらしますが、ヒメスイバもシュウ酸が多くてすっぱいらしい。
ヒメスイバの左上ある丸い葉は極端にミニサイズのヒメオドリコソウ。姫同士の避難生活ですが、どちらも明治になってからの外来植物です。春に咲く花が秋から冬にかけて狂い咲きする現象でも、外来植物が多いように思います。日本の四季の変化のなかで長年の間に、在来種は一定の気候環境で繁殖のサイクルが出来上がっているのに対して、外来種はまだその秩序に適応しきれていないため、広い環境条件にトライするのでしょうか。あるいは、環境の違いに強い(鈍感な?)種が異国の地で生き残った結果なのでしょうか。軽井沢のニホンザルでも見られましたが、国内産の野生動物も新しい地域に棲息域を拡大すると、そこで生態系のバランスを崩す様々な食害を生じることがあるようです。]]>
雪の中で目立った枯れ草の姿
http://sarunet.exblog.jp/29364818/
2021-01-09T09:13:00+09:00
2021-01-09T09:13:05+09:00
2021-01-09T09:13:05+09:00
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未分類
昨日は時折薄日が差す程度で、一日どんよりとした空から小雪が舞い落ちる。最高気温が氷点下5度。強風はおさまり静かで、道を通る人もなく、何もないので道端の枯れ草を撮ってみました。どこにでもありそうな枯れ草ですが、名前はわからない。花も実もつけた様子がないので、きっと枯れる前でもわからなかったでしょう。名もないただの枯れ草にしては、その姿はなかなか個性的です。雪にも強風にもちぎれることなく、勝手気ままにねじくれている。
枯れてしまっているものに向かって、おい頑張れよ!なんて声をかけるほど文学的ではない。春になって、再び根から芽吹いたとしても、花でも咲かない限りはきっとただの草としか思わないでしょう。いや、存在に気づくこともないかもしれません。他に撮影するものがない雪の日の偶然です。
金曜の晩から都会の観光客や別荘客で混み合う町内のスーパーも、昨夜は静かでした。首都圏に緊急事態宣言のせいでしょうか。正月が終わって静かに過ごす週末ということかもしれません。人間は社会の変化で右往左往していますが、自然とも不変というわけではなく、この冬は例年と少し違うようです。]]>
低気圧の通過後は寒冷前線の強風 七草がゆの日はまだ春遠く
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2021-01-08T05:33:00+09:00
2021-01-08T05:44:57+09:00
2021-01-08T05:33:20+09:00
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その他の動物・自然一般
6日の夜は2021年最初のバドミントン。翌朝は2021年最初の洗濯。気温が比較的暖かなので外に干しましたが、昼前ごろから強風が吹き始め、気がつくと何度も洗濯物が飛ばされていて、諦めて部屋干しに。最初の洗濯ぐらいはスカッと太陽で乾かしたかったところですが、そのうちに雪も混じって、と言っても吹雪というほどではなく、青空の下で強風に白いものが混じっているというぐらい。室内でも隙間風を感じます。
年越し寒波と騒がれた割には、寒さは意外に腰砕け。例年、正月前後に一度、季節外れの大雨が振ることが多いのですが、流石に今年はそれがありません。弱い冬型の気圧配置が続いて、最低気温はマイナス10度~マイナス3度。7日の天気図を見ると、なかなか強い低気圧が前線をともなって移動しています。寒冷前線が通過した後は強い冬型の気圧配置になりそう。レーダー画像を見ると、日本海側は雪雲がびっしり。北陸道など車が動けなくなっているようです。東シナ海や日本海の水温が高めなのでしょうか、梅雨期に九州や西日本に大雨をもたらしているようです。この冬は海水温が高めの日本海に寒気が吹き込み、雪が多くなっているのでしょう。七草がゆの日でしたが、春まだ遠く、今朝8日は氷点下10度近くまで下がっています。]]>
陽だまりのナナホシテントウ なぜ鳥は食べないのでしょうか
http://sarunet.exblog.jp/29362043/
2021-01-07T06:05:00+09:00
2021-01-07T06:05:40+09:00
2021-01-07T06:05:40+09:00
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その他の動物・自然一般
ナナホシテントウとかナミテントウと呼ばれる、いわゆるテントウムシです。テントウの語源は「天道」のようですが、姿形ではなく枝先から太陽に向かって飛び立つことから名付けられたという。子供の頃から学校で、畑の害虫アブラムシを食べる益虫として覚え込まされてきました。人間の都合で良いもんと悪いもんに分けられるのはどうなのでしょうか。アブラムシを食べ尽くしてしまえば、テントウムシは飢え死にするなら、テントウムシが生き残っているということはほどほどにバランスが取れているということになります。それどころか、交尾しないでもクローンでポコポコと子供を増やすアブラムシにテントウムシの力はとても追いつかないようです。薬剤撒いてアブラムシを全滅させる人間の行為は、子供が大好きなテントウムシを逆に弱らせているのかもしれません。
南西向きの石垣でたぶん体を温めていたのでしょう。石垣の隙間などにたくさん集まって越冬するらしい。一匹だけ日差しに誘われ表に出てきたのかもしれません。恒温動物なら大勢集まって密集していれば寒さをしのげるでしょうが、テントウムシにも集まると何かいいことがあるのでしょう。派手な彩りで鳥などから見つけられやすいでしょうが、臭くて苦い汁を出して撃退するので、食べた経験のある鳥なら、色を見ただけで敬遠すると言われています。ということは、鳥がそれを覚えるまで何匹かは犠牲になるということでしょうか。それとも、鳥たちには先祖からの経験が蓄積されているのでしょうか。歴史に学ばない人間より、鳥の方が優れている? このような経験はDNAに蓄積されるのでしょうか? 人間が本能的に蛇を怖がるのは、昔の祖先が恐竜にいじめられた記憶からだという俗説がもっともらしく語られたことがありますが、恐竜時代の哺乳類ときたらちっぽけなネズミのようなもの。その後、複雑に分化してきた哺乳類がみんな、今も蛇を怖がるとも思えないのですが。]]>
地平線から続く畑の畝は浜に寄せる波か、寄る年波か?
http://sarunet.exblog.jp/29359184/
2021-01-04T21:19:00+09:00
2021-01-04T21:19:12+09:00
2021-01-04T21:19:12+09:00
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未分類
海のない長野県に移住してすでに40数年。それ以前からですが、広大な海の水平線の向こうから昇る初日の出を見たことがない。特に憧れているわけではありませんが、毎年元旦に写真を撮っていると、なんとなく物足りなさを感じるのは、海がないせいもあるでしょう。午後になって、仕事場のある集落のすぐ上に広がる戦後開拓の畑で撮った写真です。水平線の彼方から打ち寄せる波に見立てた、地平線と畑の畝ですが、やはりスケールの点では見劣りします。
壮大な自然というより、「寄る年波」を想起させる光景。私が中学生ぐらいまで、年配の人々は自分の年齢を数え年でカウントしていました。正月を迎えると1歳年が増えるかというと、そこはマチマチだったような気がします。ゼロ歳という表現がなく、生まれた時には1歳、さらに正月を迎えると2歳? 大晦日に生まれた人は翌日2歳になってしまうということでしょうか。その辺はあまり記憶がはっきりしません。寄る年波もこの畑のようにまだまだこれからたくさんあるといいのですが、過去と同様に未来も自由にならないのが浮世の常道。YouTubeを聴きながら鍋を叩いていたら、3世代ぐらい若い人が「元旦に一年の計をたてるなんてつまらない。どうせなら一生の計をたてよう」と言っていました。明日の計画もいい加減な私には、いきなり後ろから頭をガツン!でした。
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明けまして おめでとうございます
http://sarunet.exblog.jp/29355095/
2021-01-01T15:57:00+09:00
2021-01-01T15:57:30+09:00
2021-01-01T15:57:30+09:00
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メッセージ
それぞれに複雑な思いを残して2020年は暮れ、その光が何を照らし出すのでしょうか、2021年の最初の太陽が昇っていきます。今年もどうよろしくお願いします。 寺山光廣]]>
華やかな王朝文化に由来する名前、テイカカズラの渋い紅葉
http://sarunet.exblog.jp/29351489/
2020-12-31T06:10:00+09:00
2020-12-31T06:23:39+09:00
2020-12-31T06:10:57+09:00
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その他の動物・自然一般
朽ち果てた枯れ木に這う蔓はたぶんテイカカズラ。どこにでもありますが、ネットの図鑑で見るともっと立派な葉と5弁の白い花が出てきます。この辺りでは花が咲いているのを見たことはありません。葉脈が白い小さな葉が並んでいる様は、なかなか愛らしいさがありますが、ネットに出てくるような、わざわざ鉢植えで楽しむほどのものではなく、むしろこんな具合に自然の中で、色変わりしながら生きている方が似合いそうです。小さいうちはなんとか生き延びているような姿ですが、条件が良いと大きく変身するつる植物にツタウルシがあります。葉の大きさも形も変化し、大木にへばりついててっぺんまで上って行き、秋にはド派手な紅葉が見られます。
藤原定家を慕う女性に由来する名前のようですが、テイカと聞いて昔の歌人を思い浮かべる人は、すでに年配者の部類でしょう。この渋い彩と姿からは、若い女性を思い浮かべるのは無理があります。テイカカズラはツタウルシに比べるとおとなしい風情ですが、自然の状態でその名前にふさわしい白い花をたくさん咲かせるところをいつか見たいものです。]]>
例年より寒い冬にオオイヌノフグリの狂い咲き
http://sarunet.exblog.jp/29350139/
2020-12-30T06:18:00+09:00
2020-12-30T06:18:16+09:00
2020-12-30T06:18:16+09:00
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その他の動物・自然一般
昨日は昼休みにカメラを持って近所をぶらり。仕事場からほんの数十m先に日当たりの良い畑があって、その脇にノボロギクやヒメオドリコソウの狂い咲きが見られます。その中にほんの3~4輪のオオイヌノフグリの青い花。太陽が斜めのせいか、春のようにまっすぐ上を向いて咲いている花はありません。本当にやっと咲けたという感じですが、葉はなんだか春より元気で色の変化もあり、さて本来の葉はどんなだったでしょうか。春には花ばかり見ていて、記憶がありません。よほど意識していないと、人間は見たいものしか見ていないようです。
以前、狂い咲きする植物は外来種が多いと書きましたが、はてオオイヌノフグリはどうだったっけと、ネットで調べるとやはりヨーロッパ原産の外来種とあります。1880年代に東京で見られてからほんの30年余りで全国どこでも見られるようになったらしい。よほど風土があったのでしょうが、氷点下10度の冬でも花が咲くとは書いてありません。今年が特別狂い咲きの当たり年なのか、あるいはこれまで気をつけて見ていなかったためなのか。春も、ヒメオドリコソウと並んで咲いている群落が多いが、狂い咲きの時も同じ組み合わせというのは偶然ではなさそうです。ちなみに、こちらもヨーロッパ原産で、明治の中頃にやってきたと書かれています。幼馴染が異国で再開、なんて擬人化しすぎですね。]]>
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